愛してる

歌詞

「あなたは強い子だから大丈夫」
「何でもひとりでできるかしこい子」
そんな言葉 欲しくなかった
ただ「偉かったね」って
抱きしめられたかった

ひとりぼっちは慣れっこだから
寂しいの伝え方も分からずに
いつか大人になってしまった
きっと誰かにいつも側にいて欲しかった

いつも明るく笑っている私の代わりに
心の底から泣いてくれた あなた

生まれて初めて壊れるほど泣いた
あなたの隣で いつまでも泣いた
痛いくらいに温かい
つないだ手と手からあふれ出す
愛してる

いちばん悲しいことは 胸の奥に
誰にも見つからない場所にしまって
忘れちゃえば それで大丈夫
そんな風にひそやかな涙を育てていた

「君の弱さを僕に全部くれないか」なんて
私の痛みに手を当ててくれた あなた

生まれて初めてひとりじゃないと知った
あなたの隣で生きたいと思った

切ないほどの愛しさを
あなたとなら幾つも重ねてゆける
愛してる

強いようで強くなかった
生きてるようで生きてなかった
あなたに出会わなければ
きっと知らなかった

生まれて初めてひとりじゃないと知った
あなたの隣で生きたいと思った
切ないほどの愛しさを
あなたとなら幾つも重ねてゆける
愛してる

愛してる…

収録CD

1st アルバム「Piece of my life ~やわらかに歩く日々~」より

この曲の背景

防波堤に並んで座って

初めて話した自分自身のこと
彼は涙を流して聴いてくれた
1人じゃないと教えてくれた

何十年経った今でも変わらず
愛してる

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