おべんとばこ
歌詞
いつか ここから旅立つ日には
おべんとばこ いっぱいの唐揚げ作って
きっと笑って見送ろう
君だけの空を飛んでゆけ
小さな頃は病弱で
何度も通った病院
やっと眠った君の横
パパと分け合ったカップラーメン
あの頃からは想像も
つかないくらい逞しく
私の背丈を追い越して
いつしか大人の扉を開けていた
手探りで歩く君に
手を差し出すのを堪えて
ただ その背中を黙って
切ない気持ちで見守ってる
だけど涙で心が曇ったなら
お皿に いっぱいのハンバーグ作って
きっと笑って迎えよう
そして また明日へ歩き出せ
泥だらけ汗まみれで
追いかけたサッカーボール
夢中になればなるほどに
悔しいことも 増えていった
高校最後の試合で
腕につけたキャプテンマーク
君の全てをかけたシュート
相手ゴールのネットを つらぬいた
「頑張れ」って言う代わりに
ありったけの愛を しぼって
毎日の おべんとう に
応援を ぎっしり 詰め込んだ
いつか ここから旅立つ日には
おべんとばこ いっぱいの唐揚げ作って
きっと笑って見送ろう
君だけの空を飛んでゆけ
迷った時は心躍る方へ行こう
悲しい時は陽だまりを くれる人といよう
失敗したって何度でも やり直せるさ
道は君の後ろに続く
だけど涙で心が曇ったなら
お皿に いっぱいのハンバーグ作って
きっと笑って迎えよう
そして また明日へ歩き出せ
いつか ここから旅立つ日には
おべんとばこ いっぱいの唐揚げ作って
きっと笑って見送ろう
君だけの空を飛んでゆけ
La La La…
収録CD
2nd アルバム「道標」より
この曲の背景
「行ってらっしゃい 頑張ってね」
息子がサッカーの練習に行く時に
私が息子にかける言葉
中学生になり頑張って頑張って悩む息子に
「頑張ってね」の言葉を封印した
その代わり
お弁当に大好きな物を沢山入れて
頑張れの気持ちを閉じ込めた
これからも ずっと
応援しているよ