ツナガル
歌詞
もうすぐ生まれてくる君へ
そこからママの声は聞こえてますか?
早く その顔が見たくて
もう君のチョッキを編んでいるよ
もうすぐ生まれてくる君へ
そこからは何が見えてますか?
会いたい数だけ編み目を結び
この手に抱きしめる瞬間を待ってる
生まれてきたら何て呼ぼう?
何を着せよう?
そんな事を考えて
気づけば いつも お腹をさすってる
君を待つことが
こんなにも嬉しいなんて
秋の風さえも
暖かく やわらかくカーテンを揺らしてる
もうすぐママになる私へ
本当は怖いんだって気づいてますか?
日に日に膨らんでくお腹
吐いては痩せていく身体を引きずって
私が私でなくなってく
そんな気がして
隠れて涙流して
大人になりきれない自分を責めて
ママになることが
こんなに苦しいなんて
長すぎる夜明け前を
指折り数えて窓の外眺めてる
もうすぐ君は生まれてくる
もうすぐ私は君のママになる
なぜ君はママとパパを
選んで来てくれたの?
その意味を一生かけて一緒に重ねていこう
広げきれていない両手を
少しづつ開いていこう
君を心から抱きしめるために
君を待つことが
こんなにも嬉しいなんて
それはウソじゃなく
美しくこんこんと心の底から湧いてくる
ママになることが
こんなにも苦しいなんて
それもウソじゃなく
情けなく ずっしりと私の心を
締め付ける
もうすぐ君は ここへ生まれてくる
もうすぐ私は 君のママになる
収録CD
CD未収録曲
この曲の背景
自分のお腹に命が宿った幸せの中に
同じ位の不安があった
幸せな事は幸せな事だけではなく
美しいものは美しいだけではなく
裏側があるという事を
自分自身が知り…
それを許し大きく優しく包める様に