TURN ON THE RADIO ~孤独の先へ~
歌詞
いつからだろう
何も信じなくなったのは
馬鹿な大人たちが
わめき立てる 金だ 金だ 金だと
自分の弱さを 棚に上げて
誰かを悪者にして
いつしか全部に 背中を向けて
ひとりぼっち立ってた
黒いスーツを着た男が
幸せの欠片を取りに来る
もう うんざりなんだって
明日の見えない暮らしなんて
Turn on the radio
冷たい夜が まとわりつく
Turn on the radio
この孤独を吹き飛ばしたい
いつからだろう
急いで大人になったのは
セコい大人たちが
押し寄せてくる 我が 我が 我がと
自分のズルさに目を背けて
同じことを繰り返して
いつしか自分以外の全部に、
中指を立てていた
顔のない無数の人が
バラバラに語りかけてくる
また今日も眠れない、
真夜中が私を 塗りつぶそうとしてる
Turn on the radio
無限の闇をぶっ飛ばして
Turn on the radio
その先の光を掴まえにゆく
ハイウェイ すり抜けてく車の音
真夜中はDeep Blue
でもきっと 朝日を手に入れる
この腕 この足 この胸だけ 全力で 信じて
何者にも汚されない
私は きっと 私を 超えてゆく
Turn on the radio
無限の闇をぶっ飛ばして
Turn on the radio
その先の光を掴まえにゆく
Turn on the radio
このトンネルを 走り抜けて
Turn on the radio
その先の光を掴まえにゆく
収録CD
1st アルバム「Piece of my life ~やわらかに歩く日々~」より
この曲の背景
部屋で勉強している私に
「1人にせんといて」と
鬱で具合の悪い母が
机を揺らす
そんな姿を見たくなくて
布団に包まり息を潜める
家の近くの高速道路からは
車の行き交う音が近づいては遠くなる
「道は何処までも繋がっている
早く大人になって
この道のずっと向こうに行ってやる!」
ラジオから流れてくる曲を聴きながら
朝が来るのを待っていた